ナルタキ日記

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zoom RSS ケンちゃん

<<   作成日時 : 2013/03/02 18:59   >>

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飯野賢治氏が亡くなられて随分経ったような気分だが、ついこの間の話だ。
セガサターンの没落と重なるようにぼくのゲーマー遍歴もフェイドアウトしたので、32bitの箱じゃ容量が収まりきらないかのように溢れ出す O・MO・I…
といいつつワープ印のゲームは後述の2本しか触ったことないんだけども。
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ワープの社名を意識したのは3DOでワープからリリースされた妙なゲームの特典に避妊具が付いていたことがちょっと話題になったときだったと思う。
どこかXのダリアを思わせるエピソードだ。
3DOには触れたことすらないが今や結構な値が付くらしい「山田かまち美術館」を制作の為と称し3年ほど前にやんわり探していた。
サターンのエネミー・ゼロはリリース後早くも中古屋になだれ込んでいた記憶がある。ぼくも950円で買ってもらったハズ。
まるで当時の洋ゲーを志向したかのような素晴らしい操作性と難しさのおかげで、何度も韮澤靖さんのデザインしたバケモンの餌食になった。
この手の理不尽な難度はクセになるのも事実なのだが。
「アナタは始めてゲームで泣くかもしれません」と社長自ら太鼓判を押す自前の脚本は中学生ながらにも既視感は拭えなかったが、そこまで押されると泣かなきゃイケナイのかな…と当惑させられた自分は既にして人の言葉に影響されやすい男の子だったのだ。
ナイマンの名前はE0の音楽を手がけた人として刻まれる。グリーナウェイとか観る様になるのは高校出て上京した後の話だが、当時のウィッシュ・リストにはZOO・ベイビー・オブ・マコンとかメモってた。
ZOOのエンゼルフィッシュ腐敗のシーンとかでかかる曲が心臓に悪くて大好きだ。
全てを吹き飛ばすKATSUMIの名曲「FORCE」が呼び起こす感触に近いものがある。

風のリグレットは当時友人から借りたまま未だに実家の戸棚に根を張ってる。
特典にバジルの種が入ってたけど勝手に植えたら友人に悪いな…と思いながら主に僕が原因で疎遠になり、いつの間にか借りパクだ。

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バロック・シルミラ・デビルサマナー・街…
これらはサターン晩年、大人の事情でPSに移植されていったキラータイトル群の一部だ。
内容+αされてPS国の新しいお友達になっていく彼らを指くわえて見ていることしかできない無力感…
その中にあってワープはセガのハードをプラットフォームにし続けた。
いつの間にかセガ親派になっていたぼくは結構嬉しかったが、高校入学ほどなくしてゲーマー遍歴はあっさり終了〜。ゲーム業界のあれこれも日々の雑多なニュースと近いくらいには他人事となった。未だにファミ通は毎週目を通すのだが…
セガのハードに拘り続けたことが作品の売り上げにどの程度左右されたか、ワープの操業にどの程度影響を与えたかはさておき、社名を聞かなくなった頃のワープ社員月給を知ってヒンヤリした記憶がある。

今回の逝去を聞いたときまず思ったのは、これで「300万本RPG」が世に出る可能性はついに断たれた…ということ。
300万本RPGとは飯野社長が坂本裕二氏・シミズ偏愛のスーファミRPG「ミスティック・アーク」の企画に関わった渡辺修氏らと組んで制作されていた作品だった。
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トレーラーとして発表された、でっかい鎖で繋がれたバベルの塔を思わせるストラクチャーの画像をハッキリと覚えている。
でもその後ワープ発のRPGの話を聞いたことがないのでこの企画は頓挫したはずだ。こないだググッたらやっぱりそんな感じだ。
そりゃぼくも永遠に頓挫したままなのだろうと思って今まで暮らしてきたが、米粒ほどの望みはオートメーションでくすぶり続けてしまうもの、作り手が生きてる限りは、おそらく。
逝去の報は同時にRPGお流れの最終通告を兼ねていた気分だった。
クソガキの頃に90年代後半のあれこれを胸いっぱい吸い込んだ自分には、
いまだ飯野賢治の名前は「何かやらかしてくれる」象徴として機能していたらしい。
あとミスティック・アーク。
耳にするあらゆる沈黙はミスティック・アークの「闇の世界」のサントラだということにしてる。
僕にとっての4分33秒は「闇の世界」を覆う無音なのだ(適当)
さておきこのゲームの音楽、特に戦闘曲の出来は素晴らしい。
最初に出会うザコの曲が、凡百のRPGのラスボス並のクオリティとアッパー感で奏でられる。
プログレチックなラスボス曲はクオリティだけなら妖星乱舞をしのぐ出来だと思うのだが。
ゲーマー時代の黄昏にみた夢の断片は、リアルサウンドの特典のバジルの種みたく真空パックごしにまだCDロムと戯れていたのか…
発芽しないまま。
小林くんに返却もしないまま。
その種を今植えて芽吹いたとしたら、ブログに書きたくなるような話だ。
飯野社長よりさらに若くして亡くなったある小説家の遺稿を、親交のあった小説家が書き継いだ「屍者の帝国」
はまだ読んでいない。
なんでユリイカ今の時期にゾンビ特集すんのかな?と思ったが、理由のひとつはこの小説なのかしら。
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上記2本のワープ製ゲームは遊んだ当時ですら、脚本やらシステムやらのアラも存分に堪能させてくれた。
でも本気でかましたハッタリや、枠自体を広げたり組み替えたりするような試みに出会った体験は、懐かしむよりも今役に立てたほうがいいんじゃない?と一介のヘタレを急き立てる。
それはテコ入れして洗練させれば上がる類のクオリティとは別モノなのだと思う。
まあ急き立てられたところでしばらくは奴隷のようにチマチマ油絵具と戯れるだけなんだろうけども。。。
あと思うところは、例えばどんなに癇に障るような御仁でも、なんだか知らんがスゴイ!と思えるヤツは実際スゴイのだ、某総理とか。
ジャンル固有の文法に基づいた分析学的評価…でどんなに高得点はじき出しても、いつだって世界は「なんかスゴイやつ」のものな気がする。
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糖分過多コーヒー牛乳はオタクの飲み物だと教えてくれたのも、チュンソフトの傑作「街」だ。
これも借りパクしてる気がする。
画像類は三年前に帰省した際、やっとこさ整理してきた雑誌の山より。
飯野社長関連の記事はあるだけ全部スクラップして持ってきたのだった。

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