ナルタキ日記

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zoom RSS 木こりのオカズ

<<   作成日時 : 2012/12/31 20:24   >>

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今日も今日とて朝一でお買い物にくる893その他の奴隷役。
「いい年こいて年の瀬や正月にバイトしてる奴らは自分を恥じろよ!」
記憶の中の誰かが言った。
この頃よくフラッと意識がとぶ、やっと実感を伴ったゲシュタルト崩壊が分かりかけてきた。
そうして我が家に帰るなり床を這う電線に足を絡め取られそれを引きちぎりながら寝床に向かい、15年前の劇場用ロボットアニメのサントラが奏でるG線上がどうたらいう曲を導入に短い眠りにつく。
大概はそんな台本通りにいくはずもなく布団に滑り込むなり壁の向こうからハンマーやチェインソゥーが唸りを上げる音。
分譲住宅築城の爆音上映会が1年と半年のロングランで未だ進行中。
むくつけき男たちの操るマシンの怒号が日の出から日没まで僕のアトリエを引き裂いて…
年末だというのにその士気は衰えることなく、血走った目のギガンテス2人どれだけでかい音を出せるか競い合う光景。
それは殺し屋1の暴力ツインズが龍ちゃんを私刑にかけるエピソードとあまりにそっくりで、一応被害者なのに磨きのかかった奴隷根性ゆえに謝りたくなってくる  「ミユキ…トエプチ…」
うちの賃料の安さは軽度の事故物件だからではなく、ひとえにこの爆音値引きだとしたら納得がいく。
いくわけないアル〜。

その愛の巣に入居予定のファミリーが最近、待ちきれない様子でおうちの下見にいらっしゃった。
僕の膝までしかないような子供たちが狭い庭を縦横無尽にかけまわり、ご両親はワラワラ寄ってきたご近所さんと歓談中といった具合。
「うるさくってすいませんね〜」「いえいえ、うちもそうでしたから仕方ないことです。」
そんな会話でもしてるんだろか。
大掃除中の僕もガラス越しに会釈した。

数日後、うちの庭に生えている木を自慢の鋸で切り株にさせてもらった。
うちの2階のベランダを追い越すまでに育った、(夜逃げした)前の住人の置き土産。
死んでるのか生きてるのか分からんような、ながぶちが見たら激怒しそうなしみったれた木だけど、よく見るとその木に身を寄せる生き物たちがひとつの生態系すら築いていることに気付く。
ミノムシやカマキリの卵の根城として、カエルやうるせー鳥の止まり木として。
木は立っているようにみえて死んでいるのかもしれんが、それはそれとお構いなしに苗床にされる。
そのカラッとした合理が気持ちいい。この無情感。
そこにいつしか蜂が目をつけ、あっという間に連中の要塞と化した。
小さいお友達、その親御さんはひたすら心配だろう。
僕のご近所間での体裁もあるので、蜂の留守を見計らってギーコラギーコラ。
甘い匂いを放ちながら、まだそれはうちの庭に転がっているのです…

木をほったらかしにして養蜂家気取り、ご近所からのクレームにも一切応対せず。
子供がキラービーハンドレッドで蜂の巣になっても「今日からこの木をお子様だと思って、毎日抱きしめておあげなさい」とかいって、庭の木に子供の顔を描いてあげるだけ。
ツインピークスに出てくる、いつも木を抱きかかえた変なばーさんみたいに近所でも有名なガイキチとして誰ひとり目も合わさなくなる。
そんな未来を変えたいがゆえの木こりさ。

そんなワケで、今日も不規則な爆音に眠れずにひたすらに天井を見上げる。
セルマならこれをオカズに脳内ミュージカルの主役になれる。
僕は盛り塩のように小さくなって、天井の模様のうねりに吸い込まれてこの家が取り壊されてもまだ渦の中で漂い続ける。
それよりひどい夢を毎日のようにみる。
・醜い虫になった友達を殺すかどうするか迷っているうちにどんどん虫は巨大化して追いかけてくる。
・石造りのコロシアムでつまみ枝豆にカツアゲされる。
・絵もバイトも何もかんも辞めて、浅はかな思考停止の末に取り返しのつかないことをする。
なんてひどい夢だったのかしら…特に最後のやつ。
現実の2013年では、今後一切「バンドマンになる甲斐性がなかったから辛うじて絵描いてる」とか下らない・もう思ってもいない自嘲で人に甘えたりしないようにする。
「FUCK!」以外の口癖を身につける。
それが抱負!
年末恒例の救われない気分と踊りながら、みんなの未来に投げキッスを!!

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